新型コロナは「肥満大敵」: 世界が首を傾げる日本のナゾに迫る

 「日本の新型コロナウイルス対策がぬるいのに死者が少ないのはなぜか」という記事が英国在住のジャーナリスト木村正人氏によってYahooに掲載され、当協会の松澤佑次理事長が解説しています。

 著者は、新型コロナウイルスによる日本人の死者は100万人当たり5人と欧米諸国に比べると被害は二桁低くなっていることに関して、ウイルスに感染するまでと感染してからの2段階に分け日本を採点しました。

 本採点結果に関して、松澤佑次理事長は「肥満でも男性の重症化リスクが最も高いことから、男性に多い内臓脂肪の蓄積が大きな要因になっていることが考えられる」と『肥満』の関与を指摘しています。

 新型コロナウイルスによる日本人の死者が少ないのはなぜ、と世界に首を傾げさせている「日本のナゾ」を解くカギの一つは『肥満』にあるかもしれません。

(2020年05月)