「健康長寿日本一の実現」をめざした山形県・花王(株)・日本肥満症予防協会による3社連携・協力協定を締結
2017年01月23日
山形県は脳血管疾患による死亡率が全国ワースト3位。また、BMI25以上の肥満者の割合は成人男性が4人に1人、女性は5人に1人(山形県健康づくりプロジェクト調べ)という県民の健康実態を踏まえ、吉村知事は「健康長寿日本一の実現のためには関係団体との連携強化が大事」と判断、県民の「健康長寿日本一の実現」をめざし今回の協定締結の運びとなった。
当協会として自治体と連携し継続的事業に取り組むのは全国初。主な連携内容は下記3点となる。具体的な活動は3社で実行プランを作成し本年度からスタートする予定。
①肥満症の予防、改善に向けた取り組み
②健康経営の推進(花王㈱中心の取り組み)
③生活習慣病の発症予防のための啓発
締結式では山形県・吉村美栄子知事、花王株式会社・澤田道隆社長、当協会・齋藤康副理事長が締結書にサイン。澤田社長は「メタボリック症候群に関する知見や健康経営ノウハウを県内企業と共有し、職場での健康づくりに生かしていきたい」と挨拶、齋藤副理事長は「生活習慣病を引き起こさないためには肥満症の解消が最も大切。協定を通じて実践できればと思う」と熱く語った。その後、報道関係者からも質問が相次ぎ、全国初の3社連携の取り組みに対する関心の高さがうかがえた。
一般社団法人日本肥満症予防協会事務局
(2017年01月)